未来の為に(仮定)
無数の光の玉が周りを漂う。
周りは暗い…まるで宇宙空間に居るみたいな感じがした。
「ここは…?」
不意に声が出た。
自分は先程…いや、どのぐらいの時間が経ったのかは不明だが確かに自分は殺された筈だ。
自分を殺した怪物…あれは一体なんだ?
「あれは《赤人(セキジン)》と呼ばれる怪物さ」
自分の疑問に答えるように声が響く。
この空間に自分以外の誰かが居る…?
「誰なんだ?誰か居るのか?」
そう言いながら周りを見るも誰か居る気配はない。
そう思った瞬間
「うわっ!」
目の前に人が現れびっくりする俺
「私はルシアルだ。」
目の前の女性?……いや男?どちらか分からないほどの中性的な人がそう言う。
見た所着ている服は見た事のない様な服で少なくとも日本には無いような服装だ。
年齢は…俺と同じぐらいかな?
肌は白くて…いやこれは周りに漂う光の玉のせいでそう見えてるだけかもだが…なんか……微妙に光ってる気がする。
「どうした?そんなにジロジロ見て。私の顔に何か付いてるかい?」
「い、いや!何もない!そ、それよりルシアル?さん?ここはあの世って場所かい?」
「そーだね。無駄話をしている時間は無い…早速本題に入るか」
「時間が無い…?それって?」
「まあまあ順序通りに話を進めよう。その後質問が有ればそれに答えていくよ」
と言った後 ニコッとルシアルさんは笑顔を見せる。
「分かった!話を始めてくれ」
そう、俺が言った後{コホン}と咳払いをしルシアルさんは口を開いた。
「先ずはこの場所の説明をしよう。ここは精神世界と言うか現実でも幽体界(あの世)でもない第3の世界と言うべき所。
君は私を目の前に視覚していると思うが、実際は私と君は会ってなく…君の見てる私は私の意識と言うべき存在だ」
「私の意識と君の意識…いや想いが触れ合った事によって出来た世界。よってこの世界は一定の時間が過ぎたら崩壊する……これが時間がないと言う理由」
俺は黙って話に耳を傾ける。
「そして君が出会った怪物だが…我々はアレを《赤人(セキジン)》と呼んでいる。赤い瞳の人型怪物…略して赤人って事さ」
「この赤人は世界の代行者と言うべき存在で…そうだな分かりやすく言うと神の使いと言ったところだ」
「神の使い…?」
「あぁ…どうやら神様は我々人類を抹殺しようとしているみたいだ」
「な、なんだって!?ーーー」
その時周りに漂う光の玉が少なくなっている事に気付いた。
それは俺だけじゃなくルシアルさんも気付いたみたいで
「まずいな時間がない」
と呟く。
どうやらこの世界と光の玉は関係があるみたいで光の玉が無くなると崩壊するみたいだ。
「本来はもう少し説明をしたいところだが…本題に入ろう。君は力が欲しいか!?」
「力…?」
「そうだ力だ!赤人を倒す力だ!」
「ちょ、ちょっと待ってくれよ!いきなりそんなこと言われても…何より俺死んでるんだぜ?力を得てもーーー」
「今ならまだ生き返ることができる!」
自分の声を遮った言葉を聞き間違いか?と否定しそうになるが、目の前の男 ルシアルさんはハッキリ言った
「いき…かえる…?」
「あぁ!生き返れると言った!」
周りを見ると光の玉が数えれるぐらいの数になっていた。
もう時間がない…
「選べ!」
ルシアルさんが叫ぶ
「このまま力がない事を悔やんで無様に死ぬか!それとも誰かを守れる力を得て生き返るか!…もう時間がないぞ!」
俺は死ぬ間際思った。
力がない悔しいって…!
そうだ力をくれると言ってる!
生き返れると言ってる!
なら…なら答えはさぁ!
「ルシアルさん決めたよ俺…」
「ルシアルで良い!…クチア選んだか!?」
「あぁ!ルシアル!俺に!…俺に力をくれ!!!」
「ふ…またよろしく頼むぞ…!」
最後ルシアルが何か言った気がしたが良く聞こえなかった。
そして俺は光に包まれた。
周りは暗い…まるで宇宙空間に居るみたいな感じがした。
「ここは…?」
不意に声が出た。
自分は先程…いや、どのぐらいの時間が経ったのかは不明だが確かに自分は殺された筈だ。
自分を殺した怪物…あれは一体なんだ?
「あれは《赤人(セキジン)》と呼ばれる怪物さ」
自分の疑問に答えるように声が響く。
この空間に自分以外の誰かが居る…?
「誰なんだ?誰か居るのか?」
そう言いながら周りを見るも誰か居る気配はない。
そう思った瞬間
「うわっ!」
目の前に人が現れびっくりする俺
「私はルシアルだ。」
目の前の女性?……いや男?どちらか分からないほどの中性的な人がそう言う。
見た所着ている服は見た事のない様な服で少なくとも日本には無いような服装だ。
年齢は…俺と同じぐらいかな?
肌は白くて…いやこれは周りに漂う光の玉のせいでそう見えてるだけかもだが…なんか……微妙に光ってる気がする。
「どうした?そんなにジロジロ見て。私の顔に何か付いてるかい?」
「い、いや!何もない!そ、それよりルシアル?さん?ここはあの世って場所かい?」
「そーだね。無駄話をしている時間は無い…早速本題に入るか」
「時間が無い…?それって?」
「まあまあ順序通りに話を進めよう。その後質問が有ればそれに答えていくよ」
と言った後 ニコッとルシアルさんは笑顔を見せる。
「分かった!話を始めてくれ」
そう、俺が言った後{コホン}と咳払いをしルシアルさんは口を開いた。
「先ずはこの場所の説明をしよう。ここは精神世界と言うか現実でも幽体界(あの世)でもない第3の世界と言うべき所。
君は私を目の前に視覚していると思うが、実際は私と君は会ってなく…君の見てる私は私の意識と言うべき存在だ」
「私の意識と君の意識…いや想いが触れ合った事によって出来た世界。よってこの世界は一定の時間が過ぎたら崩壊する……これが時間がないと言う理由」
俺は黙って話に耳を傾ける。
「そして君が出会った怪物だが…我々はアレを《赤人(セキジン)》と呼んでいる。赤い瞳の人型怪物…略して赤人って事さ」
「この赤人は世界の代行者と言うべき存在で…そうだな分かりやすく言うと神の使いと言ったところだ」
「神の使い…?」
「あぁ…どうやら神様は我々人類を抹殺しようとしているみたいだ」
「な、なんだって!?ーーー」
その時周りに漂う光の玉が少なくなっている事に気付いた。
それは俺だけじゃなくルシアルさんも気付いたみたいで
「まずいな時間がない」
と呟く。
どうやらこの世界と光の玉は関係があるみたいで光の玉が無くなると崩壊するみたいだ。
「本来はもう少し説明をしたいところだが…本題に入ろう。君は力が欲しいか!?」
「力…?」
「そうだ力だ!赤人を倒す力だ!」
「ちょ、ちょっと待ってくれよ!いきなりそんなこと言われても…何より俺死んでるんだぜ?力を得てもーーー」
「今ならまだ生き返ることができる!」
自分の声を遮った言葉を聞き間違いか?と否定しそうになるが、目の前の男 ルシアルさんはハッキリ言った
「いき…かえる…?」
「あぁ!生き返れると言った!」
周りを見ると光の玉が数えれるぐらいの数になっていた。
もう時間がない…
「選べ!」
ルシアルさんが叫ぶ
「このまま力がない事を悔やんで無様に死ぬか!それとも誰かを守れる力を得て生き返るか!…もう時間がないぞ!」
俺は死ぬ間際思った。
力がない悔しいって…!
そうだ力をくれると言ってる!
生き返れると言ってる!
なら…なら答えはさぁ!
「ルシアルさん決めたよ俺…」
「ルシアルで良い!…クチア選んだか!?」
「あぁ!ルシアル!俺に!…俺に力をくれ!!!」
「ふ…またよろしく頼むぞ…!」
最後ルシアルが何か言った気がしたが良く聞こえなかった。
そして俺は光に包まれた。