また、あなたに恋をする。
態度
私は、いつの間にか優への態度を変えていたのだろうか…。
優に
「最近、変じゃね?」
と、言われてしまった。
私と優は、前期の間、偶然班が同じでほぼ隣の席になっていた。
だから、よく授業中に手紙をまわしあって遊んでいた。
しかし、最近、優のことを意識しすぎて態度にまで出てしまい手紙をまわさなくなっていたのだ。
「そう?頭は、元から変だよ」
私がごまかしながら言ったことに優は気づいたのだろうか…。
「ふーん」
としか言ってくれなかった。
そんなとき、同じ班の日菜(ひな)が優に
「唯南ちゃんのこと好きか嫌いかで言ったら?」
と聞いているのが耳に入ってきた。
「好きでもないし嫌いでもない」
優がフンッと鼻を鳴らしながら言った。
すると、日菜がチラッとこっちを向いて
「唯南ちゃんは?」
と聞いてきた。
「は?えっと…だから…優と一緒だよ?好きでもないし嫌いでもない」
ん?
あれ?
気のせいかな?
一瞬、優が悲しそうな顔したように見えたんだけど…。
気のせい…だよね?
「ほんとにぃー?」
「ほんとだって!」
「二人とも素直じゃないなぁー」
どういうこと?
もしかして、日菜は私が優のこと好きなの気づいてるのかな?
そんなこと…ないよね…。
優に
「最近、変じゃね?」
と、言われてしまった。
私と優は、前期の間、偶然班が同じでほぼ隣の席になっていた。
だから、よく授業中に手紙をまわしあって遊んでいた。
しかし、最近、優のことを意識しすぎて態度にまで出てしまい手紙をまわさなくなっていたのだ。
「そう?頭は、元から変だよ」
私がごまかしながら言ったことに優は気づいたのだろうか…。
「ふーん」
としか言ってくれなかった。
そんなとき、同じ班の日菜(ひな)が優に
「唯南ちゃんのこと好きか嫌いかで言ったら?」
と聞いているのが耳に入ってきた。
「好きでもないし嫌いでもない」
優がフンッと鼻を鳴らしながら言った。
すると、日菜がチラッとこっちを向いて
「唯南ちゃんは?」
と聞いてきた。
「は?えっと…だから…優と一緒だよ?好きでもないし嫌いでもない」
ん?
あれ?
気のせいかな?
一瞬、優が悲しそうな顔したように見えたんだけど…。
気のせい…だよね?
「ほんとにぃー?」
「ほんとだって!」
「二人とも素直じゃないなぁー」
どういうこと?
もしかして、日菜は私が優のこと好きなの気づいてるのかな?
そんなこと…ないよね…。