あたしの1番大切な人
「美味しい物っつてもな。なにが良いとかあるだろーが」
「んー。どうしよっかな。あ、真琴ママのお料理久しぶりに食べたいなぁっ♪」
「………は?それは…、ちょっと勘弁してくれ」
「なんで!?」
「良いから。とにかく今日はダメ」
「……えー…」
「……まあ、とりあえずどっか店行こうぜ?俺ん家はマジでナシな」
「……はいはい。じゃ出掛ける用意しないと~。えと、真琴は下降りて大介とかと話してて。すぐ用意するから」
「……あ~。用意ってどーせ着替えとかだろ?いつもどっか行くってだけで着替えんの?やっぱ女ってよくわかんねー」
「まあ…それはそうだけど、あたし今着てる服部屋着だし。着替えなきゃ…。すぐ用意するから、待ってて!」
「……はいはい。じゃ、下に行ってるから早くしろよ」
「は~い」