あたしの1番大切な人


「――そこの熱い熱いお二人さーん、デザート届きましたよ~」


「…ちょ…っ、先輩なに言ってんですか!そういう関係じゃないって、さっき教えましたよね?」


「……あはは、そうだったね。じゃあ俺はこれで。あ、真琴また来いよ。杏奈ちゃんは今度来るとき、友達と一緒においで。ここ、隠れスポットだから(笑)。勧めとく。じゃあ、また」


「「わかりました」」


「クスッ(笑)じゃあね」


先輩が行ってしまったあと、あたしは


きたデザートを食べた。


「…おいしーっ!!生クリームうまっ!!」


「ほっぺに生クリームついてる」


「えっ!?どこ?」


「……しょーがないな。ここだよ」


って言って、真琴が生クリームを手で
拭き取ってくれた。


「あ…っありがと////」

「…どういたしまして。ってか杏奈、顔赤くないか?熱でもあるんじゃないか?」


「ないよーっ。バカじゃないの」


……びっくりした。
あんなことやられるなんて思ってなかった///


< 58 / 99 >

この作品をシェア

pagetop