花魁〜撫子達の葛藤〜
***真梨子side***
「亜矢ちゃん、遅すぎるゥ!」
もう、約束の時間から20分経ったのに...
メールも返ってこないし、休むんだったら言ってくれればいいのにさ!
ああーほんとムカつく。
もう行っちゃおうかなぁ...受付時間始まっちゃったし。
そう思ったから、あたしは大会会場へ歩き始めた。
そのとき。
「むぁりちゅぁーーーーーーん!」
すっごく大きな声が聞こえてきた。
慌てて振り向く。
「はあはあ...ゴメンね!遅れて」
亜矢ちゃんだった。ほぅっ、とあたしは安堵の息を漏らした。
「亜矢ちゃん、遅すぎるゥ!」
もう、約束の時間から20分経ったのに...
メールも返ってこないし、休むんだったら言ってくれればいいのにさ!
ああーほんとムカつく。
もう行っちゃおうかなぁ...受付時間始まっちゃったし。
そう思ったから、あたしは大会会場へ歩き始めた。
そのとき。
「むぁりちゅぁーーーーーーん!」
すっごく大きな声が聞こえてきた。
慌てて振り向く。
「はあはあ...ゴメンね!遅れて」
亜矢ちゃんだった。ほぅっ、とあたしは安堵の息を漏らした。