初恋が実りました。
千「山口先生…雑用は…なんですか?」



山「雑用じゃねぇーよ」



雑用じゃないの?


じゃ…


何?



千「他に違う仕事とかですか?」



山「別に仕事とかねぇんだ。」



え?


今山口先生なんて言った⁉︎


仕事はない⁉︎



千「え…じゃ…なんで…」



プチパニックを起こしている私の隣で笑っている山口先生。



山「お前と2人きりになりたかったって言ったらキモいか?」



や、山口先生?



千「2人きり?って…」



さっきから話の内容がまるで掴めない。



山「ねぇ俺と付き合ってよ?」



突然 山口先生から告白された。


告白ととらえていいのか分からない告白だけど…


こんな先生だからただからかっているだけかもしれない…



千「冗談きついですよ?先生?」



私は山口先生のように笑いながら言った


すると山口先生から笑顔が消えた。



山「俺…いたって本気なんだけど?」



山口先生は笑っていなかった。


ほ、本気なの…⁉︎



千「いや…でも…こんな出会ってまだ間もないのに…」
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