lie love
「ねぇ、今日転校生がくるんだって」
「てんこうせー? うそ!まじ!」
あたしは興味津々に尋ねる
「まああれよね、ここは小説みたいに背が高くてイケメンでいかにも王子様!って感じの転校生がきたらいいのにね。」
そんな転校生くるわけがないじゃんと冗談交じりに話していた。
どうせそんなウチの学校には人来ないよ。
んー、でもどんな人だったらいいかな
背は高いほうがいいでしょー…
それでそれで顔はイケメンで…
髪は銀髪とかね!ないない!
明らかニヤニヤしながら妄想をしていたであろう。