不器用な二人の行く末は?
小さな町の小さな営業所の事務員として働き始めた
本社がどこかとも知らずに
今までの雰囲気をけし
髪を後ろで束ね、眼鏡をかけ
話しかけられない限り
話しかけない
地味な服装に
眼鏡をかけ
前屈みにおどおどしていた
気を抜いたら微笑んでいた
ヤバイって下を向き黙々と・・・
みんなに暗い性格だねと
明るくしないと婚期おくれてしまうよとか
ある日
所長が放した一言に固まった
「明日本社から副社長がお見えになる 夜また親睦会をするそうだ、結城さん初めてだったな?必ずでるように」と言われた
「私でません」
でませんと言ってもこれは決まりなんだからって、私苦手なんだよ