私以上に、誰かを愛してください。
Mio 「なん..で...? 」
そこには、 叶達がいた。
息をきらし、こちらを見つめる叶達の顔はどこか怒ってるように見えた。
Mio 「なんでここにいるの知ってるの...??」
私がそう聞くと、叶達はなにも言わずに私を優しく抱き締めた。

Kanata 「ばか、なんでもっとはやく教えてくれなかったの..?」
叶達の声は震えていた。泣いてるのかな...??
Mio 「ごめんなさい...心配かけたくなかったの。私のこと、はやく忘れて次の恋、してほしくて...っ、」
Kanata 「心配くらいさせてよ.. 俺にもっと頼ってよ。」
Mio 「ごめん..なさ...っ、」
涙が止まらなかった。
Kanata 「俺の事、まだ好き?」
Mio 「好きにきまってる、ずっと、会いたかった。抱きしめてもらいたかった...っ、」

私たちはそのまま、ずっと抱きしめあっていた。
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