私以上に、誰かを愛してください。
慢性骨髄性白血病。
先生にそういわれた。
Mio 「なに..それ...」
先生 「急性転化期ですので、もってあと半年かと...薬も..もぅ手遅れです」
Mio 「家に帰っても大丈夫なんですか..??」
先生 「はい、最後の思い出をつくってきてください。ただし、無理はなさらないように。」
Mio 「分かりました。ありがとうございます。」
そういい残し、私は母の手を引っ張り病室を後にした。
車に乗り、何かの線が切れたみたいに泣いた。
Mio 「ママ.. っ、ごめん..ね、 私..もぅいきられなっ、い..っ。。」
母は黙って私の事を抱き締めてくれた。