蝶と空

定め




ピピピピ…ピピピピピピ



朝。

それは一日の始まり。


私は制服に着替えて

朝ごはんを食べ


カバンを肩にかけて玄関を飛び出した。



太陽が差し込む…


暑い夏。




「紗知ー!!おはよう!」

「あ、おはよう美樹」




高木 紗知(タカギサチ)


高校生。



毎日友達の美樹と20分ほどかけて学校に行き、

教室に入ってみんなに挨拶を交わす。



「おはよう」


「おはよーっ」




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