Sky Sweet



一瞬固まったけど、すぐ冷静になれ。と言い聞かせる。



「ふふっ。岸田くんは私の2年生になっての友達第一号だね。」


今は4月。

初めての席替えで隣になったのが岸田。


「嬉しい。」


と、またニコりと笑ってから机に伏せて寝だす。


あれ、もう会話終わり?とか思ってる自分がいることにびっくりしてる自分がいた。



気分屋な猫のようだ。


犬顔なのに。


この日、彼と話す事はもうなかった。
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