お前のナンバー①。俺だけのオンリー①。(更新停滞)



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「それではみんな、また明日ね。さようなら」



「「さよーなら!!」」




…今日も1日が終わった




「じゃーな歩っ!!!!」



佐藤はランドセルを片側の肩にだけ引っ掛けると嵐のように去っていった



…俺も帰るかな



用具をランドセルに詰め込むと、席を立つ




「歩ーーっ!!!!」



………アイツだ




アイツが赤いランドセルを背負いながら、笑顔で俺に言う



「一緒に帰ろっ」



そんなアイツが、どうしようもなく嫌いなはずなのに



そんなことも言えるはずもなく



「………いいよ」



そう言って、2人で帰る





…俺はいつも、こうなんだ



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