お前のナンバー①。俺だけのオンリー①。(更新停滞)



次の日、終業式




「~~~~♪」



俺は、最高に機嫌がよかった



「なんだよ歩、機嫌いいじゃん、あ、夏休みだからか」



「当たり前っ」




そう、夏休み…



これこそ俺が待ち望んでいたものだ



なぜかってそれは



アイツと関わらなくてすむから…




それに夏休みは家族で旅行したり、佐藤達とプール行ったりと、やることがたくさんある



アイツのことがなくたって楽しみにしてたけど



アイツと比較されないですむのが1番嬉しいんだ





「はい、それじゃあみんなに成績表返すね。帰ったらお母さんやお父さんにちゃんと見せてね」



先生はそう言うと、あ行の生徒から順番に名前を読み上げる





そしてすぐに、俺の番



「沢村歩君っ」




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