フォーチュン
「愚者よ。その隣の国とは、3つ目の国ということか?」
「然様でございます、国王様。アンジェリーク様は、この4日の間に3つの国を移動されている模様でございます」
「では川があり、国境が陸続きになっている国だな・・・ってこの辺小国がいっぱいひしめき合ってるんですけど!」
「落ち着けコンラッド。バルドーからの移動距離を考えれば、ある程度制限されるはずだ」
「あ・・・そうですね王子」
そうユーリスに言われたコンラッドは、他の者同様、テーブルに広げられている地図をじっくり見始めた。
「距離的に言えば、やはりカムダン川か」
「しかし、カムダン川を下るのは至難の業だぞ。女性なら尚更だと思うが」
「・・・星。古来、星はレアルタと呼ばれていた」
ユーリスはそうつぶやくと、「星」のカードをトンと叩いた。
「然様でございます、国王様。アンジェリーク様は、この4日の間に3つの国を移動されている模様でございます」
「では川があり、国境が陸続きになっている国だな・・・ってこの辺小国がいっぱいひしめき合ってるんですけど!」
「落ち着けコンラッド。バルドーからの移動距離を考えれば、ある程度制限されるはずだ」
「あ・・・そうですね王子」
そうユーリスに言われたコンラッドは、他の者同様、テーブルに広げられている地図をじっくり見始めた。
「距離的に言えば、やはりカムダン川か」
「しかし、カムダン川を下るのは至難の業だぞ。女性なら尚更だと思うが」
「・・・星。古来、星はレアルタと呼ばれていた」
ユーリスはそうつぶやくと、「星」のカードをトンと叩いた。