フォーチュン
「うーん・・・そうだねえ。若い女の子が、身分証を持たないで国外に出るっていう時点で、すでに訳ありだってことは分かってるからさ、事情は聞かないけど。なんか、お嬢ちゃん見てると放っておけないのよねえ。危なっかしいっていうか。つい助けたくなるっていうか」
「は・・・あ、なるほど・・・」
それは良い意味なの・・・よね?
怪訝な顔をしているアンジェリークを安心させるように、おねえさんは微笑みかけた。
「うちらのことは信用して。って言っても、信用するのはお嬢ちゃん次第だけど。でもうちらはお嬢ちゃんのことを騙そうとか、人売りに売ろうとか、そんな物騒なことは考えちゃいないから。安心して今日はうちに泊まりなよ」
・・・大丈夫。
この人たちは信用できる。
おねえさんの口調や、二人から醸し出される雰囲気が、「信じてもいい」と言っている。
そう思ったアンジェリークは、「では、お言葉に甘えて」と言うと、おねえさんに微笑みかけた。
「は・・・あ、なるほど・・・」
それは良い意味なの・・・よね?
怪訝な顔をしているアンジェリークを安心させるように、おねえさんは微笑みかけた。
「うちらのことは信用して。って言っても、信用するのはお嬢ちゃん次第だけど。でもうちらはお嬢ちゃんのことを騙そうとか、人売りに売ろうとか、そんな物騒なことは考えちゃいないから。安心して今日はうちに泊まりなよ」
・・・大丈夫。
この人たちは信用できる。
おねえさんの口調や、二人から醸し出される雰囲気が、「信じてもいい」と言っている。
そう思ったアンジェリークは、「では、お言葉に甘えて」と言うと、おねえさんに微笑みかけた。