フォーチュン
「あ・・・」
私、コンラッドに手をつながれて・・・それとも私がコンラッドの手をつないでいるの?
アンジェリークが問いかけるようにユーリスの顔を仰ぎ見たとき、ユーリスの顔が、アンジェリークの顔に近づいてきた。
コンラッドの青い瞳は、少し灰色がかっている。
でもそれは、夜空に打ち上がっている花火のように、とても綺麗で神秘的な色・・・。
「アン・・・」
二人の唇が、そっと触れ合った。
コンタクトレンズをつけている、アンジェリークのすみれ色の瞳が自然に閉じられる。
初めて感じる他人の唇のやわらかな感覚に、アンジェリークは繋いでいたユーリスの両手をギュッと握った。
最初はすぐ離れた、と思ったらすぐにまた、ユーリスはアンジェリークの唇にキスをした。
私、コンラッドに手をつながれて・・・それとも私がコンラッドの手をつないでいるの?
アンジェリークが問いかけるようにユーリスの顔を仰ぎ見たとき、ユーリスの顔が、アンジェリークの顔に近づいてきた。
コンラッドの青い瞳は、少し灰色がかっている。
でもそれは、夜空に打ち上がっている花火のように、とても綺麗で神秘的な色・・・。
「アン・・・」
二人の唇が、そっと触れ合った。
コンタクトレンズをつけている、アンジェリークのすみれ色の瞳が自然に閉じられる。
初めて感じる他人の唇のやわらかな感覚に、アンジェリークは繋いでいたユーリスの両手をギュッと握った。
最初はすぐ離れた、と思ったらすぐにまた、ユーリスはアンジェリークの唇にキスをした。