フォーチュン
「お嬢様っ!!」
「な・・どうしたの?オリエ。そんなに急いで。それにそのお花は?」
「そそ、そうでございますよっ!!アナスタシア様っ!!」
「あら。私に?」
「ええ、ええ!然様でございますっ!」とオリエは息せき切りながらどうにか言うと、アナスタシアに可憐なスミレの花束を差し出した。
「これ・・・私に?」とアナスタシアはつぶやきながら、添えられていたカードの封を開けてみる。
途端にアナスタシアの手が震え、パサッという音を立ててカードが落ちた。
「アナ?だいじょ・・・」
様子が変わったアナスタシアのほうへ体を近づけたアンジェリークは、落ちたカードの文面が見えてしまった。
『二人の出会いを祝し、貴女と同じ瞳の色の花を贈る Euris(ユーリス)』
え。
出会いって・・・。
ユーリスって・・・。
ユーリスって!!!!!
「な・・どうしたの?オリエ。そんなに急いで。それにそのお花は?」
「そそ、そうでございますよっ!!アナスタシア様っ!!」
「あら。私に?」
「ええ、ええ!然様でございますっ!」とオリエは息せき切りながらどうにか言うと、アナスタシアに可憐なスミレの花束を差し出した。
「これ・・・私に?」とアナスタシアはつぶやきながら、添えられていたカードの封を開けてみる。
途端にアナスタシアの手が震え、パサッという音を立ててカードが落ちた。
「アナ?だいじょ・・・」
様子が変わったアナスタシアのほうへ体を近づけたアンジェリークは、落ちたカードの文面が見えてしまった。
『二人の出会いを祝し、貴女と同じ瞳の色の花を贈る Euris(ユーリス)』
え。
出会いって・・・。
ユーリスって・・・。
ユーリスって!!!!!