フォーチュン
「あ・・・アナ・・・お姉様っ!」
「ど、どうしましょ、う。まさか、まさかそんな・・・ああどうしよう!!」
姉妹はソファに座ったまま、震える体をギューッと抱きしめあった。
「先ほど、ドラーク王国の使いの御方がこれを届けにいらしたんですよ!」
「そ、そうなの?それで、使いの者は」
「もうお帰りになりました」
「そう・・・アン」
「はい」
「私は、ユーリス王子に見初められたということなのよね?」
「ええ、ええ。そうよ。そうに違いないわ!」
「あぁ・・・」とアナスタシアは言うと、またアンジェリークに抱きついた。
「お、お姉様。ごめんなさ・・」
「なぜアンが謝るの?」
「え。なぜって」
アンジェリークは訝しげな顔で、アナスタシアを見た。
「ど、どうしましょ、う。まさか、まさかそんな・・・ああどうしよう!!」
姉妹はソファに座ったまま、震える体をギューッと抱きしめあった。
「先ほど、ドラーク王国の使いの御方がこれを届けにいらしたんですよ!」
「そ、そうなの?それで、使いの者は」
「もうお帰りになりました」
「そう・・・アン」
「はい」
「私は、ユーリス王子に見初められたということなのよね?」
「ええ、ええ。そうよ。そうに違いないわ!」
「あぁ・・・」とアナスタシアは言うと、またアンジェリークに抱きついた。
「お、お姉様。ごめんなさ・・」
「なぜアンが謝るの?」
「え。なぜって」
アンジェリークは訝しげな顔で、アナスタシアを見た。