私の吸血鬼
そして今、買い物が終わって帰るとこ。



え、場面飛ばしすぎ?



そんなことないよ。



ささ、それはおいといて━━ 



「咲ねぇ、これはいくらなんでも買いすぎじゃ・・・」



「くっそおもい!」



吹と唯がそれぞれ大きな袋を抱えて、文句を言う。



「こんななら、皆にぃか伊織にぃに来て貰えばよかったぁ」



「まったくだ!」



「仕方ないでしょー。これ全部使うんだから。それに二人には二人の役割があるんだからさ」



私だって皆や伊織がいたら楽だと思うけど、こればかりは仕方ない。
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