ふたごのふたり



その家族は私たちの目の前に座った。



わたしは緊張して俯いてしまった。

なかなか顔が見れない。



するとお母さんが
のあ、これからお世話になる如月さんよ。と言った。


さすがに俯いていたらだめだ。
そう決心して顔をあげた。
するとそこにいたのは


如月兄弟だった。



えっ?


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