黒王子と白王子とわたし
朝の満員電車に耐えながら電車を降りた私達は学校までの道のりを歩いている
「あ〜〜〜ぁ」
「どうしたん?」
「あ〜〜ぁ」
「‥‥‥‥‥‥」
「優!!!」
「三組の生徒になって 三組来て!!」
「それは 無理だよ 愁居るじゃん! それに 竹林とかも」
竹林とは 茉菜のことです
「う〜〜〜ん」
「てか、いきなりどうしたん?」
なんで 優とクラス違うんだよ!!!!
先生 恨む!!!
クラスでの優 想像つくけど 見たくないけど やっぱり同じクラスがよかった!!!
あ〜〜ぁあ〜〜ぁあ〜〜〜〜〜〜ぁあ〜ぁあ
「愁 と同じクラスとか全然嬉しくないしっっ!!!」
なんか 最近の愁の態度を思い出して意気込んでしまった
すると
“グリグリグリグリ”
突然 頭部に痛みが‥‥
「痛いっ‥‥‥」
「俺も心が痛いなぁ」
「愁っ!!やめてよ」
「ハイハイ 俺と同じクラスがそんなに嫌なんだ 悲しいな」
「いや 別に 嫌ってわけじゃないんだけどね」
「いやだ ってハッキリ言ってたじゃん笑 」
「だって 愁 意地悪ばっかりしてくるじゃん」
「くるみの反応面白いしね」
「あっそ」
もう いやだ と思っていたら
「仲良いね〜 姉ちゃんと愁くん」
と 紘
「「な わけない(でしょ)」」
「優くんも そう思うでしょ?」
「そうだね〜 喧嘩するほど仲良がいいってゆうしね」
「じゃあ、また部活で!!」
気がつくと もう学校で 紘は友達と先に行ってしまった
「じゃあ くるみ 愁 また あとで!」
「じゃあね〜」
「おぅ」
優 とも別れて クラスに入った