浅葱色の恋心
【平助】




「永井様 本日は、ご協力
ありがとうございました」



「「「 え? 」」」



「いえ とても大事な話だと聞けば
当然のこと
しかし、幼なじみ見つけてたなら
太夫やめればいいのに…」


「ちょっと!
芹沢さんのお墓参りについてきたいって
そういうことだったの!?」


「おめぇが、コイツらを避けるからだ!
ちゃんと話して仲直りしろ!」


「喧嘩してたのか?それは、いかん!!
ささっ!3人で、ゆっくり話すといい!」





土方さんと永井様が、遠くに行き


沈黙










「私… 待ってたの
2人に見つけて貰えるように
太夫になって、有名になれば
いつか、迎えに来てくれるって
…信じてたから」










< 104 / 401 >

この作品をシェア

pagetop