浅葱色の恋心

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帰った近藤が、留守中の報告を聞いた


｢そうか…
平助を向こうに残すんじゃなかったな｣


｢いや　最近は、山南さんとコソコソ
楽しそうにしてるんだ　　なっ？｣


｢コソコソとは、酷いですね
兄上に文の返事を書きたいそうでね
代筆しているんです｣


｢ふぅーん｣


｢土方君　なんだい？｣


｢いや別に、代筆なら他にもいるだろ｣


｢ほら　以前に、皆さん彩華を
ほったらかしにしたでしょう？
僕にしか頼めないって、頭下げられてね｣


｢んなこと、あったか？｣


｢これだもんな…土方君は！｣


｢ハッハッハッ　歳は、駄目だな！
山南君！よろしく頼むよ！｣




それから数日後





｢伊東君に参謀をしてもらう｣







近藤の独断で、決定した