浅葱色の恋心
後悔と感謝 上
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ガシャーーーーン!!!
「お前なぁ!!
気をつけろって言ってんのに!!」
「すみません!!!」
店で働き出して5日
本日の客は、夜
下ごしらえ中
相変わらず皿を割る娘 美陽(ミヨ)を
一平が怒鳴る
「一平 皿を片づけろ」
「は? 何でお…… はい」
彩華に睨まれすぐに片づけを開始
「美陽 そこに座れ」
向かい合うように座し
「ここに働きに来る女は、すぐに辞める
3日が限界のようだ
原因は、わかってる
一平は、怒鳴るし
俺は、無愛想だからな」
チラリ 一平と目が合う
「俺達は、怒鳴り合ってるけど
仲良いんだぞ」
「え!! そうなん???」
「やっぱり… 俺達が怖かったんだろ?」
「…すみません」
「謝るのは、俺達だ
怖い想いをさせて悪かった」
「晴太さん…」
「美陽は、客の前で粗相はしない
笑顔だし、気が利く
これからも、ここで働いて欲しい
だから… コホンッ
俺達を指図するほど強くなれ!」
「「へ?」」
美陽と一緒に、一平が間抜けな声を出す
「ほら 女将は、適当だから
客の相手するお前が、しっかりしてくりゃ
俺達も働きやすいと思う
強くなれるよな!?」
美陽は、目を輝かせて頷いた
「それから、皿を割っても触るな
客に料理を出す大事な手だからな
怪我ばかりしてるとみっともない」
「ありがとうございます!!
どこに勤めても、厄介者で…
初めてです!
仕事が楽しいと思ったのも
必要として貰えたのも
私! 頑張ります!!」
ガシャーーーーン!!!
「お前なぁ!!
気をつけろって言ってんのに!!」
「すみません!!!」
店で働き出して5日
本日の客は、夜
下ごしらえ中
相変わらず皿を割る娘 美陽(ミヨ)を
一平が怒鳴る
「一平 皿を片づけろ」
「は? 何でお…… はい」
彩華に睨まれすぐに片づけを開始
「美陽 そこに座れ」
向かい合うように座し
「ここに働きに来る女は、すぐに辞める
3日が限界のようだ
原因は、わかってる
一平は、怒鳴るし
俺は、無愛想だからな」
チラリ 一平と目が合う
「俺達は、怒鳴り合ってるけど
仲良いんだぞ」
「え!! そうなん???」
「やっぱり… 俺達が怖かったんだろ?」
「…すみません」
「謝るのは、俺達だ
怖い想いをさせて悪かった」
「晴太さん…」
「美陽は、客の前で粗相はしない
笑顔だし、気が利く
これからも、ここで働いて欲しい
だから… コホンッ
俺達を指図するほど強くなれ!」
「「へ?」」
美陽と一緒に、一平が間抜けな声を出す
「ほら 女将は、適当だから
客の相手するお前が、しっかりしてくりゃ
俺達も働きやすいと思う
強くなれるよな!?」
美陽は、目を輝かせて頷いた
「それから、皿を割っても触るな
客に料理を出す大事な手だからな
怪我ばかりしてるとみっともない」
「ありがとうございます!!
どこに勤めても、厄介者で…
初めてです!
仕事が楽しいと思ったのも
必要として貰えたのも
私! 頑張ります!!」