浅葱色の恋心
   ☆  ☆  ☆  ☆  ☆




新選組の花見



昨年同様 店で宴



「晴太!!!お前、新選組に!?」


「おう!一平!!久しぶりだな!!
一平! 似合うな!」


「だろ!? 楽だな」



一平も髪を短く切っていた



「晴太さん!良いところに!
手伝って下さい!!」


「強くなったなぁ」


「2人とも!!早く!!
新選組の皆さんお待ちですよ!!」


「いや!俺も客だから…」


「早く!!!」


「「はい!!」」


「「「ハハハハハハッ」」」



美陽の威勢の良さ、尻に敷かれる2人に

新選組幹部らが笑う



宴がはじまると彩華も座し

酒を飲む




「晴太!今から新八と呼べ!!」

「は?」

「俺のことは、左之と呼べ!」

「何でですか?」

「「何で… って… なぁ」」


「晴太!2人ともヤキモチですよ! ね!」


「???総司?何でヤキモチなんだ?」


彩華が首を傾げると


「だぁーーーいいから!呼べ!!」

「そうだ!呼べ!!」



「新八。左之。」



「おう!なんだ!?」


「呼べって…言うから」




永倉と原田に困りつつ

宴を楽しんだ



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