浅葱色の恋心
弱音
【彩華】
あの日から
総司は弱気なまま
部屋に籠もりきり
皆の見舞いも断る有様
「どうだ?様子は…」
廊下でボーッと庭を眺めていると
土方さんが声を掛けてきた
「先ほど眠りました」
「なら、少し話せるな
俺の部屋に来い」
前を歩く土方さんの背中に
少し不思議な気持ちになる
〝いつもと… 違う?〟
「座れ」
トントンと床を叩く
そこは、土方さんの部屋の壁際
なんで?わざわざ隅っこなの?
と、考えながらも少し間をとり座った
「クククッ 警戒すんな」
以前、口づけ回避訓練を受けている私が
警戒しないはずがない
「… 一応です」
あの日から
総司は弱気なまま
部屋に籠もりきり
皆の見舞いも断る有様
「どうだ?様子は…」
廊下でボーッと庭を眺めていると
土方さんが声を掛けてきた
「先ほど眠りました」
「なら、少し話せるな
俺の部屋に来い」
前を歩く土方さんの背中に
少し不思議な気持ちになる
〝いつもと… 違う?〟
「座れ」
トントンと床を叩く
そこは、土方さんの部屋の壁際
なんで?わざわざ隅っこなの?
と、考えながらも少し間をとり座った
「クククッ 警戒すんな」
以前、口づけ回避訓練を受けている私が
警戒しないはずがない
「… 一応です」