浅葱色の恋心
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「平助は、僕の友でもあるんだ!」
彩華が沖田のお見舞いに行くと
沖田は、彩華にそう言い微笑んだ
「一と総司が友と呼ぶような人
俺が知らないって、おかしくないか?」
「そう?晴太になって新選組に来たとき
もう、平助は御陵衛士だったから
面識なくてもおかしくないよ!」
「そう言われれば… そうかも…」
「平助はね 正義感が強くて
友達想いの本当に良い奴だったんだよ!
いっつもさ、にかって笑うんだ!」
「そうなんだ」
記憶がずいぶんと抜け落ち
その記憶が〝平助〟と関わる記憶だと
なんとなく気づき始めた頃
新選組の屯所内で、彩華に平助の事を
話題に触れない
〝気をつかわれている〟
居心地の悪さに不安を感じ
沖田のところに来たのだった
沖田が普通に〝平助〟の事を語った
その事に安堵した
〝そっか…
私が、知らないから話題にならないんだ〟
「総司と一の友なら、俺の友でもあるな!」
「あははっ そうだね!」
「平助は、僕の友でもあるんだ!」
彩華が沖田のお見舞いに行くと
沖田は、彩華にそう言い微笑んだ
「一と総司が友と呼ぶような人
俺が知らないって、おかしくないか?」
「そう?晴太になって新選組に来たとき
もう、平助は御陵衛士だったから
面識なくてもおかしくないよ!」
「そう言われれば… そうかも…」
「平助はね 正義感が強くて
友達想いの本当に良い奴だったんだよ!
いっつもさ、にかって笑うんだ!」
「そうなんだ」
記憶がずいぶんと抜け落ち
その記憶が〝平助〟と関わる記憶だと
なんとなく気づき始めた頃
新選組の屯所内で、彩華に平助の事を
話題に触れない
〝気をつかわれている〟
居心地の悪さに不安を感じ
沖田のところに来たのだった
沖田が普通に〝平助〟の事を語った
その事に安堵した
〝そっか…
私が、知らないから話題にならないんだ〟
「総司と一の友なら、俺の友でもあるな!」
「あははっ そうだね!」