浅葱色の恋心
【一】





土方さんは、彩華のことが
気に入ったようで



「なぁ? あいつと、ままごとしたのか?」



茶化してくるようになった




「いえ…ままごとは、つまらないとか…
もっぱら、木登りとチャンバラです」



「クククッ 面白ぇな
んで?お前らより強かったのか?」



「まぁ あの頃は…」



「今もアイツのが強かったりしてな!?」



「さすがにそれは…」



「ハッハッハッ 気は強ぇけどな!」



普段からこれくらい笑ってくれれば

話しやすいのに…














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