浅葱色の恋心
返事はないが、沖田のところに向かった
「総司!移動するぞ!!
すみません!総司をお願いします!
土方さんに報せて下さい!」
近藤の妾に沖田の移動を頼み
家に潜む
「チッ!誰もいねぇな!!」
御陵衛士の残党が、引き上げるのを
つけることにした
〝居所掴んでやる!〟
屋根上を見つからないよう歩く
しばらくつけていると
屋根上に先客
「また会えましたね」
加納だった
『逃げて!』
『逃げて下さい!』
頭の中に声がした
彩華は、土方から加納の中身が、伊東だと
聞かされ、加納には近づくな
近藤や土方に言われていた
「伊東さん
許さない… 近藤さんを撃つなんて…」
「あら?藤堂君のことはいいの?」
「……」
「あなたの幼なじみで、大切な恋仲よ?
忘れたの?藤堂平助 おほほほほっ」
彩華が抜刀し、加納へ向けた
「その笑い… 勘に障る」
「あなたこそ… 目障り
うまく男になって隠れたつもり?」
あっさりと彩華の刀を落とすと
彩華の脇腹に蹴りを入れた
蹲る彩華を立たせると
蹴った場所にチクリ
「力の使えなくなったあなたに価値はない
私は、この若い体と力を手に入れた
もう、恐いものなんてないわ」
「総司!移動するぞ!!
すみません!総司をお願いします!
土方さんに報せて下さい!」
近藤の妾に沖田の移動を頼み
家に潜む
「チッ!誰もいねぇな!!」
御陵衛士の残党が、引き上げるのを
つけることにした
〝居所掴んでやる!〟
屋根上を見つからないよう歩く
しばらくつけていると
屋根上に先客
「また会えましたね」
加納だった
『逃げて!』
『逃げて下さい!』
頭の中に声がした
彩華は、土方から加納の中身が、伊東だと
聞かされ、加納には近づくな
近藤や土方に言われていた
「伊東さん
許さない… 近藤さんを撃つなんて…」
「あら?藤堂君のことはいいの?」
「……」
「あなたの幼なじみで、大切な恋仲よ?
忘れたの?藤堂平助 おほほほほっ」
彩華が抜刀し、加納へ向けた
「その笑い… 勘に障る」
「あなたこそ… 目障り
うまく男になって隠れたつもり?」
あっさりと彩華の刀を落とすと
彩華の脇腹に蹴りを入れた
蹲る彩華を立たせると
蹴った場所にチクリ
「力の使えなくなったあなたに価値はない
私は、この若い体と力を手に入れた
もう、恐いものなんてないわ」