浅葱色の恋心
【彩華】





猛烈に拍子抜け



2人が京に来たのは、偶然で

全然、私のこと探してなかった



一緒に暮らしたかったけど




それは、浪士組とじゃない




お父様とお母様のところが良かった





近藤様は、人柄の良さが滲み出ていた


あの人が悪党なら、この世は終わりだわ



土方様だって、口は悪いけど

無礼な私を怒らなかった




父を斬った侍とは、違う





近藤様の理想とする仲間なのだ






太夫… やめよっかな…













< 33 / 401 >

この作品をシェア

pagetop