浅葱色の恋心
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
彩華が、近藤と沖田の見舞いをして
屯所に戻ると土方に呼ばれた
部屋には、一平と美陽がいた
「遅かったな」
「おかえり!待ってたぞ!」
「おかえりなさい」
「…ここに客間は、ねえのか
2人してどうしたんだ?」
「晴太の為に!美陽から贈り物だ!」
かわいい貝に入った口紅だった
「…あ それ、美陽が使え!
俺、嫁にいかなくなったから!」
「は?」 「え?」
「今朝、そういうことになった」
「何でまた…」
「俺、こんなだからな」
「晴太さん!その、斎藤さんとやら…
うちがひっぱたいたる!」
「クククッ お前の友は、勇ましいな」
「笑い事じゃねぇし
美陽、俺が悪いんだ」
「お前が?」
「そ 元々は、平助と恋仲で
平助が死んで、一に乗り換えたみたいな
そんな感じだ
一が気を悪くするのは、当然だ
平助を殺したのは、俺なんだし」
「…」 「…」
「笑えねぇ言い方すんな」
「大方合ってんだろ」
「こいつら誤解するだろ」
「一が美陽に殴られるよりいい」
「クククッそりゃそうだな」
「でしょ」
「晴太… これは、俺からだ」
彩華が、近藤と沖田の見舞いをして
屯所に戻ると土方に呼ばれた
部屋には、一平と美陽がいた
「遅かったな」
「おかえり!待ってたぞ!」
「おかえりなさい」
「…ここに客間は、ねえのか
2人してどうしたんだ?」
「晴太の為に!美陽から贈り物だ!」
かわいい貝に入った口紅だった
「…あ それ、美陽が使え!
俺、嫁にいかなくなったから!」
「は?」 「え?」
「今朝、そういうことになった」
「何でまた…」
「俺、こんなだからな」
「晴太さん!その、斎藤さんとやら…
うちがひっぱたいたる!」
「クククッ お前の友は、勇ましいな」
「笑い事じゃねぇし
美陽、俺が悪いんだ」
「お前が?」
「そ 元々は、平助と恋仲で
平助が死んで、一に乗り換えたみたいな
そんな感じだ
一が気を悪くするのは、当然だ
平助を殺したのは、俺なんだし」
「…」 「…」
「笑えねぇ言い方すんな」
「大方合ってんだろ」
「こいつら誤解するだろ」
「一が美陽に殴られるよりいい」
「クククッそりゃそうだな」
「でしょ」
「晴太… これは、俺からだ」