浅葱色の恋心
叶わぬ恋
【彩華】
「具合どうだ?」
心配気に、私を覗き込む新八
「へ?」
「『へ?』じゃねぇよ!
昨晩、いくら呼んでも返事なくて
布団捲ったら、グッタリしてて
今朝も目覚めねぇもんだから
心配したんだぞ!?具合悪いなら
言ってくれりゃ一緒に帰ったのに!!」
「…ごめん
具合悪くなかったんだけど…
帰ったら…酒がまわったみたいで」
「本当か?」
「うん
酒、弱くなったのかな」
「そういや、平助の奴
深酒したら、具合悪くなったりしてたな」
「それかも!」
「顔色も良いし、大丈夫そうだな!」
「うん」
「着替えて 顔洗って
土方さんとこ行ってこい」
「うぇ… 怒られるかなぁ」
「いつものことだろ」
「いつも怒られてねぇよ」
「はいはい
んじゃ!俺は、左之と稽古してくるな!」
「うん 新八ありがとう」
「おう」
あまりの痛みに、気を失ったのか…
新八が信じてくれて良かった
土方さんは、手強いから
バレないようにしなきゃ
「具合どうだ?」
心配気に、私を覗き込む新八
「へ?」
「『へ?』じゃねぇよ!
昨晩、いくら呼んでも返事なくて
布団捲ったら、グッタリしてて
今朝も目覚めねぇもんだから
心配したんだぞ!?具合悪いなら
言ってくれりゃ一緒に帰ったのに!!」
「…ごめん
具合悪くなかったんだけど…
帰ったら…酒がまわったみたいで」
「本当か?」
「うん
酒、弱くなったのかな」
「そういや、平助の奴
深酒したら、具合悪くなったりしてたな」
「それかも!」
「顔色も良いし、大丈夫そうだな!」
「うん」
「着替えて 顔洗って
土方さんとこ行ってこい」
「うぇ… 怒られるかなぁ」
「いつものことだろ」
「いつも怒られてねぇよ」
「はいはい
んじゃ!俺は、左之と稽古してくるな!」
「うん 新八ありがとう」
「おう」
あまりの痛みに、気を失ったのか…
新八が信じてくれて良かった
土方さんは、手強いから
バレないようにしなきゃ