浅葱色の恋心
【彩華】
「天子様に会ってきましょうか?」
蒼井だと言えば、会えるかも
そう思い
提案した
「いや、囚われるかもしれん
一晩、考える」
そして、土方さんが出した答えは
大阪へ行くことだった
出発前に、傷の手当てをしたり
おにぎりを作ったり
慌ただしかった
「うっ… こんな時に…」
荷造り中に、激痛で蹲る
「イッタァ…もう、なんなんだよ…」
宴の夜以来の激しい痛み
「まだか?」
新八が呼びにきた
「まっ… くっ」
ガラッ
「おい!痛むんだな?しっかりしろ!」
手慣れた感じに、擦ってくれて
どうにか意識を失わずにすんだ
「晴太!言ってくれよ!
伊東さんに何をされた?
加納は、聞くなって言うが
こんなに痛がってんのに…
ほっとけねぇよ!!!」
新八の必死な声が
耳元で聞こえた
「…わからないの」
「わからないって…」
「本当… 何されたかわからない」
新八が、コクコクと頷いた
「それならそうと言え!
そしたら、調べようもあんだろが!」
「わからないのに?」
「わからないなりにだ!」
「クスクスッ 解決しなさそう」
「大阪着いたら伊東さんに蹴られた時のこと
詳しく聞かせてくれよな!」
「うん ありがとう
痛みが引いた よし!大阪行こう!」
「おう」
「天子様に会ってきましょうか?」
蒼井だと言えば、会えるかも
そう思い
提案した
「いや、囚われるかもしれん
一晩、考える」
そして、土方さんが出した答えは
大阪へ行くことだった
出発前に、傷の手当てをしたり
おにぎりを作ったり
慌ただしかった
「うっ… こんな時に…」
荷造り中に、激痛で蹲る
「イッタァ…もう、なんなんだよ…」
宴の夜以来の激しい痛み
「まだか?」
新八が呼びにきた
「まっ… くっ」
ガラッ
「おい!痛むんだな?しっかりしろ!」
手慣れた感じに、擦ってくれて
どうにか意識を失わずにすんだ
「晴太!言ってくれよ!
伊東さんに何をされた?
加納は、聞くなって言うが
こんなに痛がってんのに…
ほっとけねぇよ!!!」
新八の必死な声が
耳元で聞こえた
「…わからないの」
「わからないって…」
「本当… 何されたかわからない」
新八が、コクコクと頷いた
「それならそうと言え!
そしたら、調べようもあんだろが!」
「わからないのに?」
「わからないなりにだ!」
「クスクスッ 解決しなさそう」
「大阪着いたら伊東さんに蹴られた時のこと
詳しく聞かせてくれよな!」
「うん ありがとう
痛みが引いた よし!大阪行こう!」
「おう」