浅葱色の恋心
大坂城に着くと真っ先に
総司に会い、近藤さんに挨拶をした
そして
夜、新八と庭に降りた
「寒いな」
「うん 冷えるね」
「なんか…慌ただしかったな」
「本当… 永井の家族や女将
一平や美陽とか、挨拶できなかったな」
「文でも出せよ」
「代筆してくれる?」
「おう」
「ありがとう
そういえば…平助と仲悪くなったのって
兄上への文の代筆を断られたからだったな」
「…そうなのか?
!!!って、覚えてんのか!?」
「うん 覚えてるってば」
本当は、ここに着いてから
どうして歩いてる時
たくさん話し掛けてきたのかなって
気づいてたら…
もっと
もっと
話したいことあるのに
『まだ話せるよ!
今は、新八の相手しなきゃ!』
「そうだね」
「は?」
「あ!ごめん!!
平助が、新八と話せって!
そうだねって!!ははっ」
「平助…
俺さ、池田屋で平助の近くにいたんだ
あの時、助けてやれなくて…ごめんな」
『そんなの気にしてたの!!!
あれは…俺が鉢金をきちんと絞めてなくて
汗で緩んで!』
「そうなの!?」
「なんだ?なんて?」
「あれは、平助の不注意なんだって…
もう!新八が気にしてたのよ!」
『ごめん』
「ごめんって!」
「俺こそ…」
「平助って、時々抜けててるもんね」
『彩華こそ!!』
「私は、しっかりしてる!!」
「平助と一緒にすんな!」
平助が言いそうなことを新八が予想して
なぜか3人で話が出来た
総司に会い、近藤さんに挨拶をした
そして
夜、新八と庭に降りた
「寒いな」
「うん 冷えるね」
「なんか…慌ただしかったな」
「本当… 永井の家族や女将
一平や美陽とか、挨拶できなかったな」
「文でも出せよ」
「代筆してくれる?」
「おう」
「ありがとう
そういえば…平助と仲悪くなったのって
兄上への文の代筆を断られたからだったな」
「…そうなのか?
!!!って、覚えてんのか!?」
「うん 覚えてるってば」
本当は、ここに着いてから
どうして歩いてる時
たくさん話し掛けてきたのかなって
気づいてたら…
もっと
もっと
話したいことあるのに
『まだ話せるよ!
今は、新八の相手しなきゃ!』
「そうだね」
「は?」
「あ!ごめん!!
平助が、新八と話せって!
そうだねって!!ははっ」
「平助…
俺さ、池田屋で平助の近くにいたんだ
あの時、助けてやれなくて…ごめんな」
『そんなの気にしてたの!!!
あれは…俺が鉢金をきちんと絞めてなくて
汗で緩んで!』
「そうなの!?」
「なんだ?なんて?」
「あれは、平助の不注意なんだって…
もう!新八が気にしてたのよ!」
『ごめん』
「ごめんって!」
「俺こそ…」
「平助って、時々抜けててるもんね」
『彩華こそ!!』
「私は、しっかりしてる!!」
「平助と一緒にすんな!」
平助が言いそうなことを新八が予想して
なぜか3人で話が出来た