浅葱色の恋心
その宴から



芹沢と彩華は、仲良くなった




昼間 一と平助にではなく、芹沢に会いに

浪士組の屯所へ通うようになった





〝力のことは、誰にも言ってはいけない〟






芹沢も彩華も、話せる相手が出来て

本当に喜んだ



とりわけ、芹沢は



〝どこかに同じ力を持った仲間がいる!〟



そう信じて探していた




一と平助とは、偶然再会した


芹沢は、自分を探し、見つけ出してくれた




川で拾ってくれた夫婦のように




自分を特別に想ってくれることが



嬉しくてたまらなかった










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