浅葱色の恋心
最後の宴 上
【一】
総司と彩華が、木登りをしていた
仲むつまじい2人に
俺は、嫉妬している
「一 仲良いな…あの2人
いいんじゃねぇか?」
平助は、自分のことは
昔から諦めるのが早い
平助だって、惚れているはず
本当に良いと思っているのか?
「平助 俺は、彩華が好きだ」
「そっか…」
なんでだ?
平助の彩華への想いは、その程度か?
平助なら、俺だって少しは
諦められたかもしれぬのに…
なぜ、総司なんだ
総司と彩華が、木登りをしていた
仲むつまじい2人に
俺は、嫉妬している
「一 仲良いな…あの2人
いいんじゃねぇか?」
平助は、自分のことは
昔から諦めるのが早い
平助だって、惚れているはず
本当に良いと思っているのか?
「平助 俺は、彩華が好きだ」
「そっか…」
なんでだ?
平助の彩華への想いは、その程度か?
平助なら、俺だって少しは
諦められたかもしれぬのに…
なぜ、総司なんだ