浅葱色の恋心
【一】
濁った玉が、キラキラと光り輝く
元の玉に戻ってから
彩華太夫が復帰した、という噂を聞いた
「会いてぇなぁ~」
俺の部屋でゴロゴロしながら
平助が、何度この言葉を吐いたか
「うるさいぞ
余計に会いたくなる!やめろ!」
「仕方ねぇだろ!
会いたいもんは、会いたいんだ!!」
「だからって、俺の部屋でゴロゴロするな」
口を尖らせて拗ねる
「それ、かわらんな…」
「どれ?」
「気にするな」
濁った玉が、キラキラと光り輝く
元の玉に戻ってから
彩華太夫が復帰した、という噂を聞いた
「会いてぇなぁ~」
俺の部屋でゴロゴロしながら
平助が、何度この言葉を吐いたか
「うるさいぞ
余計に会いたくなる!やめろ!」
「仕方ねぇだろ!
会いたいもんは、会いたいんだ!!」
「だからって、俺の部屋でゴロゴロするな」
口を尖らせて拗ねる
「それ、かわらんな…」
「どれ?」
「気にするな」