死神のお仕事


「死神に必ずなれる保障は無いのだが…。」


アルフは、やりやすいのかやりにくいのかよくわからない、とか呟きながら、鎌で斬る姿勢に入る。



「一応紹介しておくが…あとは自分で頑張れ。」


「わかった。」


「人間としてのエリックよ…さらば。」


ヒュッ…

ザシュ!



「…これからが大変だな。」


パタ…。

倒れたエリックを見据え、意味深に言うアルフだった…。


















深い深い闇。

真っ暗で何も見えないし、何も感じない。


ああ、これが死というものなんだ…。
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