死神のお仕事



ピンポーン。

一応、チャイムを押してみる。



………。

…………。

……………。

………………。

…居ないのかよ?



「おーい!ストーカ…いや、ピンク娘ー!!居たら返事しろー!!」


俺は、ありったけの大声で家の中に呼びかけてみた。



………。

数秒して、返事が返ってきた。



「居るけど…札見なかったの!?今すぐ帰ってよ!!」


嫌われてるようだぜ。

予想はしてたけど…なんか傷ついた。


こうなったら、こっちも維持だぜ!



「話がある!」


「あたしは話したくないし、入って来て欲しくないの!!」


「じゃあ、そこで聞いてろよ!!」


………。

静かになった。
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