死神のお仕事
「死神は信じるかの?」
「死神…?神よりかは信じるな。」
「そうか、そうか!それならば、話は早いのう。アルフレッド、人間としての生は望めないが、死神として生きてみらんかの?」
「死神として…?」
「そう、死神として、じゃ。」
閻魔が言葉を繰り返した。
「………。」
「アルフレッド、すぐには答えは出せぬじゃろうから、1日待とう。よく考えて、決めるのじゃよ?」
「…わかった。しかし、仕事内容などについて聞きたい。」
アルフは、真剣な目つきで閻魔を見つめた。
(興味は持ったようじゃの…。まあ、どちらにせよ、定めじゃから答えは一つしかないのじゃがな…。)
閻魔は心の中で呟く。