永遠の花



「船、借りようか。」





「そうだな。」






「こんな波で行くの?」






瑠唯は黎の頭を持って左右に動かした。



そのあと頬を両手で抑えた。




「行くしかねぇだろ。」





「そうね、楓、瑠唯。



泣き言言ったら振り落としてやるわ。」






「「それはこっちのセリフだ。」」






黎はなぜだかこの2人だと大丈夫だと思った。





< 78 / 121 >

この作品をシェア

pagetop