永遠の花




「しかたなぁい。」





「楓莉はどこ?楓莉を出したらあなたの言いなりになる。


それでいいでしょう?」






「わかったぁ。」





掟はニヤリとしてドアに手をかけた。




「はい、どぉぞ~…。」






掟がドアを開けると黒い光が






部屋に流れこんだ。





黎は黒い光に飲み込まれた。




黒い光が消えた後には黎も跡形もなく消えていた。







< 85 / 121 >

この作品をシェア

pagetop