愛する人
✳️✳️全てを話す
「それって、わざと?
弥生ママは、櫂のお母様よ。」
「えっ、櫂の?」
「あら、恋人なのに
そんなことも聞かされてないの?
本当に大事にされているのかしら。
あっ、弥生ママは、
とても、私を可愛がってくれていてね
今回のジュエリーも
私をモデルに作ってくれた
と、言われたの。
ああ、それと、私と櫂は、幼馴染で
少し前まで付き合っていたの
だから、分かる気もするけど
まあ、親同士は、結婚させたい
みたいだけど。
ああ、もう帰るんでしょ
お疲れ様。」
と、言われた。
私は、どうやって帰ったのか
覚えていなかった
途中
彩希に電話をした。
彩希は、
「紫海。
らちが明かないから家に来て、
あっ、お泊まりの準備してね。」
と、言われて
私は、急いで準備をして
彩希のマンションへ向かった。
彩希は、私を見て
びっくりしていたが
「お風呂に入っておいで」
と、言ってくれて
ご飯の準備をしてくれた。
お風呂から上がると
彩希が
「紫海、少しでも良いから食べて。」
と、言ってくれたから
私は、頑張って食べた。
それから、
「紫海、話せる?
話せるならきかせて」
と、言ってくれたから
今日あったことを
全て話した。
彩希は、黙って聞いてくれて
「その玲奈さんの言ってることは、
本当なのかな?」
と、言うから
弥生様と玲奈さんが
話していた内容も言った。
「その時、彼女は私がいることを
知らなかったの」
と、つけくわえると
彩希も、言いようがなくて
その時、櫂から電話があったが
私は、出ることが出来なかった。