愛する人
九話

✳️✳️入籍


私と櫂は、教会に行く前に
市役所により
婚姻届けを出した。
『おめでとうございます。
    受理いたしました。』
と、言って頂き、二人で
「「ありがとうございます。」」
と、言った。

今日、私は桐島 紫海となった。

それから、私達は撮影をした
教会に着いた。

私は、亜樹さんにあって
あの時、櫂に知らせてくれた事の
お礼を言うと
亜樹さんは、
「本当に良かったですね。
私、玲奈さんが苦手でして
あの時助けてあげれなくて
すみませんでした。」
と、言うから
「とんでもない。
凄く助けて頂きました。
亜樹さんが、いなかったら
櫂とこうして、いられたか
わかりません。」
と、言うと
亜樹さんは、凄く嬉しそうに
してくれて
「さあ、始めましょうか。」
と、言って
私に魔法をかけていく。

綺麗にメイクしてもらい
髪も綺麗にアップされ
ウェディングドレスに会わせて
飾りをつけて貰った。

私のドレスは、純白の
オフショルダー のAラインドレスで
長いトレーンがついていて
凄く綺麗だった。

櫂は、肩を出すのに
抵抗があったが
やよいさん、じゃなくて
お義母さんと美羽さまに
押されてしまった。

Aラインも、綺麗に線がでていて
良かった。

櫂は、グレーの燕尾服を着て、
これがまた、かっこ良くて
髪も後ろに流してあった。

櫂は、私を見て
「紫海、今日は素でいって欲しい。」
と、言うから
私は、コクンと頷いた。
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