お前は必ず、俺を好きになる。
「……ばれちゃったか。すごいよ柚葉ちゃん。よくわかったね?ちょっと接触しちゃってさー、まあキャプテンとなんだけど」



キャプテンって……背がとても高くて、細いけど筋肉ありそうな、あの彩葉の彼氏!?



「ぶつかったの!?」



それは痛くもなるでしょう、分より背の高い人とぶつかったら。



「まあね。でも放っておけばきっと治るだろうし「だめだよ!!」




「…え?」




「放っとくなんてよくないよ……!早く手当てしないと、悪化したらどうするの?」



私は覚悟を決め、純くんの右手首をつかんだ。




「一緒に来て」
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