お前は必ず、俺を好きになる。
「料理なんて練習しなきゃできないんだから、合宿のうちに須甲氏はできるようになっときなよ?」



「えー」



「えーじゃない!!そんなんじゃ結婚したとき困るよ?」



「むー」




「美愛は彼氏がいるでしょうが!!」



私たちは言い争いをしながらB棟の大広間に入った。




「わあ、広い!」




「うん、大広間だしね」




「わ、もうみんな来てんじゃん!早く座んなきゃ」




私たちはバタバタと駆け込む。
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