お前は必ず、俺を好きになる。
「なんでよ?私もう着かれたんですけど。ってか誰か料理できる奴班にいないの!?」



「いやいや、俺の班のメンバー知ってるか?」




そう言われて思い出すと……一毅の班はたしか…一毅と、料理とはとても縁がなさそうなおバカさんたち(確か田中、山田、木下)…だった気が




「はぁ……もー、仕方ないな!」




一毅たちの班の机を見ると、おそらくまだ食材を切っただけ。ジャガイモも皮むきかけ。これはやるしかない。




「一毅も手伝って」




「よっしゃ!柚葉優しい!!」
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