お前は必ず、俺を好きになる。
「ありがとう!」



私が大好きなリンゴジュースをくれた一毅に久しぶりにありがとう、って行った気がする。



「一毅様のおごりだ、ありがたく飲むんだな」



ジュースを受け取ると一毅はドヤ顔でそんなことを言ってきた。




「……手伝わなきゃよかったかも」




「はは、わりーわりー!」




謝罪の気持ちがこもっていないけど、まあリンゴジュースに免じて許してやろう。
< 146 / 295 >

この作品をシェア

pagetop