お前は必ず、俺を好きになる。
「おっと、こんなところでなにやってるのぉ?もしかして迷子ぉ?ママとパパとはぐれちゃったのかなぁ~?」



一毅がからかってくるからもう怒った。



「一毅のバーカ!バカバカバーカ!」




せっかく手伝ってあげたのに!




「あ、いた!ユズ~!」




私は一毅に背を向けてみんなのところに戻った。……大きな声で爆笑している一毅に苛立ちながら。
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